光ファイバー網の整備2年前倒し
以下、共同通信引用
総務省はオンライン授業など新型コロナウイルス感染症への対応を進めるため、全国への光ファイバー回線の整備計画を2年前倒しし、2021年度末までにほぼ全世帯で利用できるようにする。20年度第1次、第2次補正予算で計530億円を計上しており、自治体や事業者による整備を支援。未整備地域を早期に解消することで必要な通信基盤を提供する。
新型コロナに伴い全国で長期にわたり休校措置が実施され、今後も感染の再拡大が懸念されることからオンライン授業に対する需要が高まっている。しかし、過疎地や離島など通信環境が未整備で遠隔授業が受けられない地域があり、課題となっている。
次世代通信(5G)の普及に伴って、優先設備によるインフラは衰退しないのか?
もはや1G光回線では高速とは言えない時代に突入している。
しかし現段階において5Gの整備はまだ始まったばかりで、開発事業者においてもこれからの運用手段・活用方法なども模索段階である事が感じられる。
結論から言うと、まだまだ光ファイバーによる優先環境はまだまだなくならない、若しくは今後も進化を続けていく可能性はあると考えます。
各通信事業者は現在、1Gの光ファイバーのみならず地域は限定されるが5Gbps・10Gbpsが「auひかり」などで提供を開始している。
NTTも10Gbpsの提供は既に開始しており、自然に10Gbpsが同時進行で世間に定着していくと考えられる。
そして5Gの技術はIoT本格化を見据えた正常進化
より高速になるのは当然で、今よりもっと動画や大量のデータをスムーズにやり取りできればより快適なネット生活が送れます。
しかし5Gの本質は、高速化より超低遅延や多数同時接続だと言われています。
「超低遅延」とは、タイムラグをなくす技術のことです。
自動運転しかり、遠隔操縦によるロボットの操作など、反応が遅延しては致命的な操作を行う際にかかせないです。
そのため医療現場に使うとなると、遠隔操作で医師が手術を行う場合に操作がちょっとでも遅れたら使いものにならないという事になります。
「多数同時接続」は言葉の通り、同時にデバイスがつながって正常に機能することです。
競技場でスポーツを観戦中に全員がファインプレーを撮影してツイッターにアップしても混雑しない。花火大会の会場できれいな夜空を動画で撮って家族や友人に送っても全然問題なし。
大勢が同時に同じ行動をしてもほとんど悪影響がない。
そんな快適なネット環境を、機能的に実現する技術です。